障子の張り替えのポイント①
年末です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
これから大掃除や障子の張り替えを行う方も多いと思います。
ですので今回は
障子張り替えのポイントをお伝えできればと思います。
障子紙にも色々ありいますが基本的に1年〜3年くらいに一度張り替えを行う方が多いように思います。
そこで今回は1年〜3年くらいで張り替えの方向けにお伝えいたします。
①障子戸をまずはずす
これは初歩ですが中には戸の枠の鴨居が下がって外れない!
ということも多々あります。そこで外れない時の対処法です。
車の中ジャッキと160センチくらいの角材があれば、それを鴨居にカマしてジャッキであげる!
そいうのがお客様のお宅にお邪魔すると多くやられている方法ですが、もっと簡単な方法があるんです。
ホームセンターに「ツッパリスタンド」というものが売っていますがこちらがジャッキの代わりになります。
こんな感じのものです。
大体2,000円〜5,000円くらいで購入できます。
こっれを使うとまぁ〜簡単に外れます。
お客様宅で私が使用しているのを見てお買い求めいただく方も結構多いです!笑
②次は障子紙剥がしです。
まぁこれはやったことのある人ならお分かりかと思いますが、スポンジや雑巾で障子の組子の部分を水をつけてなぞってから5分位時間を置いてから剥がします。
どんなノリを使用しているかによって剥げ具合は変わってきますが、剥げ辛い時は剥がし用のヘラを使うと簡単に剥がせます!百円ショップにもすごく性能の良いものも売っています。
こちらは100円ショップではないですが井上工具さんのヘラです。
井上工具さんのヘラ類はすごく使いやすいです。※個人の感想ですが。
上記のようなもので紙を剥がします。
その後は剥がした紙でまず組子(障子のサン)を埃などを拭き取るような感じで拭きあげます。
その後に固く絞った雑巾でもう一度拭きあげると綺麗になります。
ここで気を付けたいのは強く拭きすぎると組子(障子のサン)がポキと折れてしまいますので力加減をお気をつけください。
③乾燥させます
水を付けて剥がしましたのでしっかりと乾燥させるところも大切です。
この感想を怠ると木の灰汁が新しい障子紙にうつってしまい残念な結果になします。
私も何度も失敗しました汗
乾かす時間は時期にもよりますが2時間〜15分くらいでしょうか。
手で触ってカラカラになっているな!と感じるまで乾かします。
ヒーターなどの暖房器具などを使って乾かすと木が曲がってしまう可能性があります。
障子の張り替えポイント②につづく