障子の張り替えポイント②
さて先回の続きです障子の張り替えポイント
④のり付けです
のりはホームセンターに売っている障子用のりをつけるのですが、そのまま使えるのか水で薄めるのか確認した方がいいですね!
そしてのり付けの前に大事なことはのり付けする組子や枠の部分に残って乾いたのりや障子紙の残骸をできるだけ取り払う事をお勧めします。お持ちであればヤスリですりすりした方がいいですね。
そしてのり付けはできれば刷毛にのりを付け薄くチョンチョンと満遍なくつけます。
この時に気をつけることはあまりノリが多すぎると木の灰汁が出てくる可能性があります。
⑤紙を張ります
障子紙を貼るときに気をつけることは障子戸にまっすぐというか枠に対して並行に転がすことです。
少しでも斜になっていたりするとシワがよる原因かになりますので気をつけてください。
そして障子戸の真ん中からハジに手のひらを使い組子を撫でるようし、最後に枠側を指先で少し引っ張るようなイメージでシワなく張っていきます。※なかなか文章で伝えるのは難しいですね汗
⑥カット
しっかり紙を貼り付けたら次はカットです。
ここまでの作業に時間をかけすぎるとノリと紙がくっついてしまいカットしても余計な紙まで残ってしまうのでできるだけスピーディーにやることがコツです。
カットは定規などで縁に沿ってカッターを使いカットしていきますが同じ刃を何度も使っているとノリが付着して切れなくなりますので勿体無がらずに刃をポキっと折りながら使ってください。
目安は障子戸1〜2枚を切ったら刃を折る感じです。※のりのつく状況にもよります。
⑦乾燥
そしてカットし終わったらゆっくりと乾かします。
シワがよっているところなどは場合によっては霧吹きで少し湿らすと良いのですが、これは必ず張ったノリを完全に乾かしてから霧吹きしてください!
以上障子の張り方です。
なかなか文章では伝わりにくいと思いますので
いつか動画でUPしたいと思いますので乞うご期待!笑